ペグはテントやタープが風で飛ばされないように、地面に固定する道具です。
ペグをしっかり張ることで、安全にキャンプを楽しめます。
ペグって一言で言っても、種類や値段など様々です。
どのような地面にペグを打つのかによっても素材を変えたほうが良い場合もあります。
ペグの素材の種類
まずはペグの大まかな種類を見てみましょう。
鍛造 | アルミ | スチール | ジュラルミン | プラスチック | チタン | ステンレス | |
強度 | ◎ | △ | △ | △ | × | ◎ | ◎ |
打ちやすさ | ◎ | ○ | × | ◎ | × | ◎ | ◎ |
重さ | × | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
値段 | × | ○ | ◎ | 〇 | ◎ | × | ○ |
私の一番のおすすめは鍛造かステンレスです!
やっぱり、テントという家を守るための強度と、固い地面でも貫く打ちやすさを兼ね備えています。それぞれの素材を一つずつ見てみましょう。
鍛造
値段が比較的高く、重量が重いこと以外は万能なペグといえます。
固い地面や石がゴロゴロしている地面にも比較的入りやすいです。
私は鍛造が一番のオススメです(*‘ω‘ *)
中でも、一度は誰でも聞いたことはあるのではないかというほど有名な「ソリッドステーク」が一番おすすめ!
日本のキャンプ用品メーカーのスノーピークが販売している商品で、キャンパーの中でも使っている人が多いと思います。最終的に行きつく先、といっていいと思います。
アルミ
まず、何よりも軽いことが特長です。ソロキャンパーでバイクで移動される方には少しでも荷物を軽くしたいですので、アルミがオススメです。ただ、曲がりやすく、さびやすいという点も注意が必要です。
ジュラルミン
軽くて、アルミよりは良いですが、やっぱり強度が心配というところですね。
すごく固い地面に打ち付けることがなければよい、というところですね。
スチール
こちらはあまりオススメしません。
値段は安いですが、使い捨てという感覚で使用するイメージです。使い捨てでもあまりよくないと思います。打ちづらく、変形しやすいです。
良い点といえば値段が安いということだけです。
プラスチック
プラスチックは壊れやすいし、固い地面に打ち付けにくいので、おすすめしません。
チタン
軽くて丈夫で打ちやすい。ちょっと高いけど。というところですね!
ステンレス
チタン同様に、打ちやすく、丈夫ですが、値段が高いですね。
番外編:柔らかく抜けやすい地面に適したペグは?
固くてペグが打てないという悩みの裏腹に、芝や砂、泥などの柔らかい地面で刺さりやすいけど抜けやすい、そんな悩みを解決してくれるペグはないものでしょうか?
あります!これです!
エクスパンダーペグ
ちょっと変わった形をしていて、二股になっているんで、グッと踏ん張ってくれる優れものです。
ポイントは、2本を強く握った状態で地面に打つことで、2本がそれぞれに広がる力により、抜けにくい作用があります。シンプルなのに考えられていますね。
スクリューペグ
砂浜などの柔らかい地面ではスクリューペグもおすすめです。
くるくるとネジのように入っていき、抜けにくいです。固い地面には不向きですね。
縁の下の力持ちの大事なペグ。
家の基礎や柱と同じような役割を果たしているので、大事にメンテナンスして使用するといいですね(*‘ω‘ *)